第0.41回の感想
7月1日は前日と同じくA野先生のもとで学んだ。
この日はフィールドワークと、そこで得たデータをもとに分析・提案を行った。
グループでのデータ分析・概念化の作業は一見好調にスタートした。しかし、前提条件をゆるい理解のまま行っていたので、そこを指摘されてからはなかなか思うように進まなかった。ここは前日参加組の僕がミスリードしてしまったのが原因だ。
具体的には、「外国人が日本人化するために行っている行動からまずパターンを読み解く」のが目的なのに、勝手に曲解して、「どのような意図で本国では行わない行動をビジターが取っているのか」について分析していた。
学生だけのプレゼンではなあなあで終わることなので、指摘してもらえたことに感謝したい。
それと、直接ヒアリングしても出てこないサイレントニーズをどうやって認識するのかも前日に引き続き話されていた。
前日はインタビュー能力について、「なんだかんだインタビュイーに直接話してもらえるのが目指すべきところ」と認識していた。だが、この日のワークを通して、本当に目指すべくは「直接的な情報を引き出すことではなく、断片的な情報からパターンなりを把握すること」なのではないかと感じた。
また、「人間、複雑なことができるようになることが喜びにつながる」と仰られたのもなるほどと思った。それと同時に、手順の煩雑さを軽減することについても言及されていた。少し似通っているが、各ケースごとに明確に分類わけできるようになるか、もしくは感覚で見抜けるかできるようにならないといけない。
他にも、エビデンスにもとづくものでなくアイディア優先で提案を行う危険性だったり、考え込む僕の癖が周囲にどう影響を及ぼすのか配慮が足りなかったこと、セルフジャッジや言い訳をする悪い癖など色々と再認識させられた。
そしてもう一つ、「今のままでは伸びない」と個人的に言われたこと。ここも考えていかなければならない。僕の浅く無駄な知識を捨て去ることが大事らしいが、今は正直ぴんときていない。馬上では理論よりも感覚を第一にしているが、そういうことなのだろうか。
先ほど「もう一つ」と言っておきながら、思い出したことをもう一つ。古畑みたいで申し訳ない。
A野先生からの指摘を受けたことでチームのメンバーを少し恐縮させてしまったことは申し訳なかったなと思う。きちんと正論を仰っていたので、安易に切り替えずそれを踏まえてスムーズに次のワークにつなげられたらよかったなあ。ここも反省してる。
最後に、お世話になったA野先生やゼミメンバー、M田先生らに感謝を。
この二日間ありがとうございました。