第0.3回の感想
今日は絆創膏のお題で行動観察とワークショップを行った。
今回のワークショップでは、まず、絆創膏というお題で新商品アイディアを出し合いチーム単位でまとめていった。
その次は、チームの一人が絆創膏を貼っていき、それを観察して課題や気づき等を文字に起こし共有する作業を行った。
最後に、ペルソナシートを設定して再度お題の新商品アイディアを出し合うワークをした。
最初の作業が始まってからは、とりあえず三十秒ほどお題に沿ってそのまま考えた。ただ、僕の場合は既成製品がどうしても頭にチラついて思うようにいかなかった。
そこで、それからは馬用の絆創膏でもある「ヴェトラップ」について考えた。
すると備えるべき機能や顧客の視点に立った提案がいくつか思い浮かんだ。多少ずれてしまったが、逃げた先はいいところだったかもしれない。
その後はチームの意見をまとめる段階になった。他のメンバーは当然ながら?人間用の絆創膏について考えていたようだ。
人間用の絆創膏を考えている人が多かったのが幸いして、案は適当にまとまった。
次の作業は、利き手を怪我で使えないというある程度絞った状況を前提に行った。
少し誘導されていた気もしたが、とりあえずやってみることに。
なるほど確かに、課題がより強調されたり新たに出てきたりした。
ただ、それ以上にショックだったことがある。僕は他人をあまり注意深く見ているとはそもそも思っていなかったが、想像以上に見ていなかったのだ。
ヒアリングをする際やナンパをする際には必須の能力なので、ここは今後の大きな課題だ。
さて、この日最後の作業では、二つのオプションがあった中で、先にペルソナを設定してから新商品を考える方をチョイスした。
ペルソナ自体はメンバーの一人をもとにした。おかげで新商品を考える時間よりも、ゼミ生を知る時間とついでにペルソナを作る時間に多く回せた。
では、新商品の提案についてはどうだったのか。
先に挙がった課題を意識するように、とM田先生が言及していたが、まだうまくはいかなかった。課題解決先行かアイディア先行か、とのお話を聞いて納得した。
他にも経験価値的なことなども仰っていたが、そこは意識できていたので及第点をあげたい。
今日のゼミ活動はそんな感じだった。
そう言えば、3Mはヴェトラップも出しているようだ。なんでもありやね。それはいいからもっと安くしてくれ。